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CPUとメモリの違いとは?初心者向けに役割・仕組み・確認方法をわかりやすく解説

CPUとメモリの違いとは?初心者向けに役割・仕組み・確認方法をわかりやすく解説

結論として、CPUは「計算や命令を処理する部品」、メモリ(RAM)は「処理中のデータを一時的に保存する部品」です。

パソコンやサーバーの性能を語るうえで、CPUとメモリは欠かせない重要な部品です。IT業務では「CPU使用率が高い」「メモリ不足」といった言葉をよく耳にするため、それぞれの役割を理解しておくことが重要です。

CPUとメモリとは?

CPU(Central Processing Unit)とは

CPU(Central Processing Unit)は、日本語で「中央処理装置」と呼ばれ、パソコンやサーバーの計算や命令の実行を担当する部品です。

アプリケーションの実行やファイルの処理、データの計算など、ほぼすべての処理をCPUが行っています。

CPUは「パソコンの頭脳」と例えられることが多く、性能が高いほど短時間で多くの処理を実行できます。

メモリ(RAM:Random Access Memory)とは

メモリ(RAM:Random Access Memory)は、CPUが処理するデータを一時的に保存する部品です。

アプリケーションやOSは、動作中のデータをメモリへ読み込んで処理します。

電源を切ると内容が消える「一時保存領域」であることが特徴です。

CPUとメモリの違い

比較項目 CPU メモリ
役割 計算・命令を実行する データを一時保存する
例えるなら 人間の頭脳 作業机
性能の指標 クロック数・コア数 容量(GB)
データ保持 保持しない 電源を切ると消える
不足すると 処理が遅くなる 動作が重くなる

初心者向けに例えると

部品 例え
CPU 料理を作る料理人
メモリ 料理を並べる作業台

料理人(CPU)が優秀でも、作業台(メモリ)が狭いと効率よく料理できません。

反対に、大きな作業台があっても料理人が少なければ作業は進みません。

CPUとメモリはどちらも重要で、バランスが大切です。

CPUが重要な理由

メモリが重要な理由

どんな場面で使われるのか

CPU負荷が高くなる例

メモリ使用量が増える例

なぜ重要なのか

IT業務では「パソコンが遅い」という問い合わせを受けることがよくあります。

原因がCPU不足なのか、メモリ不足なのかを切り分けられるようになると、適切な対応ができるようになります。

社内SEやヘルプデスクでは基本知識として必ず覚えておきたい内容です。

IT現場での利用例

例1:CPU使用率が100%

バックアップソフトやウイルス対策ソフトが大量の処理を実行し、CPU使用率が100%になることがあります。

この場合はCPUが処理を終えるまで動作が重くなります。

例2:メモリ不足

Webブラウザーを多数開きながらExcelやTeamsなどを利用すると、メモリ不足により動作が遅くなることがあります。

不要なアプリケーションを終了すると改善するケースがあります。

筆者が現場で経験したこと

「パソコンが壊れた」と相談を受けて調査したところ、CPUは20%程度しか使用していませんでした。

一方でメモリ使用率は98%に達しており、多数のブラウザータブや不要なアプリケーションが起動していました。

不要なソフトを終了しただけで動作が改善し、ハードウェア交換を行わずに解決できたことがあります。

まずCPUとメモリの使用状況を確認することが、障害対応の基本だと実感しました。

業務でよくあるトラブル

障害発生時の確認する順番

  1. 影響範囲を確認する
  2. CPU使用率を確認する
  3. メモリ使用率を確認する
  4. ディスク使用率を確認する
  5. ネットワーク使用率を確認する
  6. 異常なプロセスを確認する
  7. イベントビューアーを確認する

原因の切り分け

症状 確認ポイント
CPU使用率100% どのプロセスがCPUを利用しているか確認する
メモリ不足 不要なアプリケーションが起動していないか確認する
動作が重い CPU・メモリ・ディスクを総合的に確認する
サーバー停止 イベントログやシステムログを確認する

GUIで確認する方法(Windows 11)

  1. 「Ctrl + Shift + Esc」を押してタスクマネージャーを開く
  2. 「パフォーマンス」タブを選択する
  3. CPU使用率を確認する
  4. メモリ使用率と容量を確認する
  5. 「プロセス」タブで使用率が高いアプリケーションを確認する

CUI(コマンド)で確認する方法

コマンドプロンプト

PowerShell

確認結果の見方

項目 目安
CPU使用率 80%以上が継続すると要確認
メモリ使用率 90%以上が続く場合は不足の可能性
ディスク使用率 100%が続く場合は性能低下の可能性

イベントビューアーの確認方法

CPUやメモリ自体の使用率はイベントビューアーでは確認できませんが、システムエラーやアプリケーションエラーの発生状況は確認できます。

ショートカットキー

キー 用途
Ctrl + Shift + Esc タスクマネージャーを開く
Windows + R ファイル名を指定して実行
Windows + X 管理ツールメニュー
Windows + E エクスプローラー

初心者がやりがちなミス

上司へ報告するポイント

エスカレーションするタイミング

応用知識

関連用語 概要
CPUコア CPU内で処理を行う単位。コア数が多いほど同時処理性能が高い。
スレッド CPUが同時に処理できる作業単位。
キャッシュメモリ CPU内にある高速なメモリ。
仮想メモリ メモリ不足時にストレージを一時的に利用する仕組み。
SSD データを保存する記憶装置。メモリとは役割が異なる。

関連するIT用語

よくある質問(FAQ)

Q. CPUとメモリはどちらが重要ですか?

どちらも重要です。CPUは処理能力、メモリは作業領域を担当しており、どちらか一方だけ性能が高くても十分な性能は発揮できません。

Q. メモリを増設するとパソコンは速くなりますか?

メモリ不足が原因で動作が遅い場合は改善が期待できます。ただし、CPUの性能不足が原因であれば、メモリを増設しても大きな効果はありません。

Q. CPU使用率100%は故障ですか?

必ずしも故障ではありません。重い処理を実行している場合や、一部のアプリケーションが異常動作している場合にも発生します。

Q. 社内SEが最初に確認すべき項目は何ですか?

パソコンやサーバーが遅い場合は、タスクマネージャーでCPU・メモリ・ディスク使用率を確認することが基本です。

まとめ

CPUとメモリはどちらもパソコンやサーバーに欠かせない重要な部品ですが、役割は異なります。

初心者は「CPUは処理を担当する」「メモリは処理中のデータを一時保存する」という役割の違いを理解しておくと、パソコンやサーバーの性能やトラブルの原因を判断しやすくなります。

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