【初心者向け】exportとは?何をしている?importとの違いをIT業務初心者向けにやさしく解説
IT業界で働き始めると、「この関数をexportしてください」「exportを追加してください」「exportしたクラスをimportして使います」といった言葉を耳にすることがあります。
「exportって何?」「importとはどう違うの?」「データをエクスポートすることと同じ意味?」と疑問に思う方も多いでしょう。
実は、IT業界で「export」という言葉には複数の意味があります。プログラミングでは「他のファイルから利用できるように公開すること」を指し、ソフトウェアでは「データを書き出すこと」を指す場合もあります。
この記事では、IT業務を始めたばかりの方に向けて、プログラミングで使われるexportを中心に、その意味や役割、importとの違いまで分かりやすく解説します。
exportとは?
プログラミングにおけるexportとは、関数やクラス、変数などを、他のファイルから利用できるように公開することです。
exportしたものは、別のファイルでimportして利用できます。
簡単にいうと
会社で資料を作成したあと、「他の部署でも使えるように共有フォルダーへ保存する」ことをイメージしてください。
共有フォルダーへ保存すると、他の人も利用できます。
プログラムでも同じように、exportすることで、他のファイルから利用できるようになります。
なぜexportが必要なの?
大きなシステムでは、すべてのコードを1つのファイルに書くことはほとんどありません。
機能ごとにファイルを分け、それぞれを必要な場所で利用します。
そのため、利用したい機能を外部へ公開するexportが必要になります。
exportしたものはどう使う?
一般的な流れは次のようになります。
- 関数やクラスを作成する
- exportして公開する
- 別のファイルでimportする
- プログラムから利用する
つまり、exportとimportはセットで使われることが多い仕組みです。
実務ではどのように使う?
例えば、共通のログイン機能を作成した場合、その機能をexportしておけば、他の画面やシステムでも再利用できます。
また、画面部品や共通処理などもexportして共有することが一般的です。
実務では、「この関数をexportしてください」「exportし忘れています」と指摘されることもあります。
exportするメリット
コードを再利用できる
一度作成した処理を複数の場所で利用できます。
管理しやすい
機能ごとにファイルを分けられるため、コードが整理しやすくなります。
保守しやすい
修正が必要になった場合も、共通部分を修正するだけで済むことがあります。
新人エンジニアが覚えておきたいポイント
- exportは他のファイルへ公開する仕組み
- importとセットで使われることが多い
- コードの再利用に役立つ
- 共通機能でよく利用される
- exportし忘れると利用できない
実務では、「exportされているか確認してください」と言われることもあります。
exportとimportの違い
| 項目 | export | import |
|---|---|---|
| 役割 | 他のファイルへ公開する | 公開されたものを利用する |
| 使う場所 | 機能を作成したファイル | 機能を利用するファイル |
| イメージ | 「貸し出す」 | 「借りる」 |
つまり、exportは「使えるように公開する」、importは「公開されたものを利用する」という違いがあります。
プログラミング以外のexportとは?
ソフトウェアでは、exportは「データを書き出す」という意味でも使われます。
例えば、ExcelでCSVファイルを書き出したり、システムからデータをダウンロードしたりすることも「エクスポート」と呼ばれます。
そのため、会話の内容からどちらの意味なのかを判断することが大切です。
よくある質問
exportだけ書けば使えますか?
いいえ。利用する側ではimportを書く必要があります。
exportとエクスポート(データ出力)は同じですか?
言葉は同じですが、意味は異なります。プログラミングでは「公開する」、ソフトウェアでは「データを書き出す」という意味で使われることが多いです。
新人でもexportを理解する必要がありますか?
もちろんです。JavaScriptやTypeScriptなどでは日常的に使われるため、importと合わせて理解しておくとソースコードが読みやすくなります。
まとめ
プログラミングにおけるexportとは、関数やクラス、変数などを他のファイルから利用できるように公開する仕組みです。
exportしたものは、別のファイルでimportして利用します。この2つはセットで使われることが多く、コードの再利用や整理に役立ちます。
なお、「export」という言葉は、ソフトウェアでは「データを書き出す」という意味でも使われるため、文脈によって意味が異なることを覚えておきましょう。
新人エンジニアのうちからexportとimportの関係を理解しておくことで、ソースコードの読解やプログラム開発をよりスムーズに進められるようになるでしょう。
