【初心者向け】importとは?なぜ必要?ライブラリとの関係をIT業務初心者向けにやさしく解説
IT業界で働き始めると、「このクラスをimportしてください」「import文を追加してください」「ライブラリを使うにはimportが必要です」といった言葉を耳にすることがあります。
「importって何?」「コピーしているの?」「ライブラリをインストールすることと同じ?」と疑問に思う方も多いでしょう。
importは、他の場所にあるクラスやライブラリなどを、自分のプログラムで利用できるようにするための仕組みです。JavaやPythonなど、多くのプログラミング言語で使われています。
この記事では、IT業務を始めたばかりの方に向けて、importの意味や役割、ライブラリとの関係、実務で知っておきたいポイントまで分かりやすく解説します。
importとは?
importとは、他の場所にあるクラスやライブラリ、モジュールなどを、自分のプログラムから利用できるようにすることです。
簡単にいうと、「この部品を使います」とプログラムへ伝えるための宣言です。
なお、importをしても、プログラムの中へコピーされるわけではありません。必要な機能を参照できるようにする仕組みです。
簡単にいうと
図書館で本を借りることをイメージしてください。
本を借りれば、その内容を読むことができます。
しかし、本を自分で書き写しているわけではありません。
importも同じように、既にある機能を利用できるようにするだけであり、新しく作り直したりコピーしたりするわけではありません。
なぜimportが必要なの?
プログラムでは、多くの便利な機能が別の場所にまとめられています。
それらを使うためには、「この機能を利用します」と宣言する必要があります。
その役割を担うのがimportです。
importすると何が使える?
importによって、さまざまな機能を利用できます。
- 文字列の処理
- 日付や時刻の処理
- ファイル操作
- データベース接続
- ネットワーク通信
- 画面表示
- 外部ライブラリの機能
必要な機能だけを読み込んで利用することが一般的です。
実務ではどのように使う?
例えば、新しいライブラリを追加した場合、その機能を使うクラスでimport文を記述します。
また、他のクラスが作成した共通機能を利用するときにもimportを行います。
実務では、「importを追加してください」「不要なimportを削除してください」といった作業もよくあります。
importするときの注意点
必要なものだけimportする
使わないものまで読み込むと、コードが読みにくくなることがあります。
同じ名前のクラスに注意する
異なるライブラリに同じ名前のクラスがある場合、どちらを使うのか明確にする必要があります。
ライブラリがインストールされているか確認する
importを書いても、ライブラリ自体がインストールされていなければ利用できません。
新人エンジニアが覚えておきたいポイント
- importは機能を利用するための宣言
- コードをコピーするわけではない
- ライブラリを利用するときによく使う
- 不要なimportは削除する
- ライブラリのインストールとは別の作業である
実務では、「コンパイルエラーが出たらimport漏れを確認してください」と言われることもあります。
importとライブラリのインストールの違い
| 項目 | import | ライブラリのインストール |
|---|---|---|
| 役割 | 利用することを宣言する | ライブラリを開発環境へ追加する |
| タイミング | ソースコードを書くとき | 開発環境を準備するとき |
| 必要性 | 多くの言語で必要 | 外部ライブラリでは必要になることが多い |
つまり、ライブラリを「準備する」のがインストール、そのライブラリを「使います」と宣言するのがimportです。
importとコピーの違い
| 項目 | import | コピー |
|---|---|---|
| 内容 | 既存の機能を利用する | 内容を複製する |
| 元データ | そのまま利用する | 複製が作られる |
importは「借りて使う」、コピーは「複製して使う」というイメージです。
よくある質問
importを書けばライブラリは自動でインストールされますか?
いいえ。多くの場合は、ライブラリを事前にインストールしておく必要があります。importは、そのライブラリを利用するための宣言です。
使わないimportは残してもいいですか?
動作に影響しないこともありますが、コードが読みにくくなるため、不要なimportは削除することが推奨されます。
新人でもimportを理解する必要がありますか?
もちろんです。ソースコードを読むときも書くときも、importは頻繁に登場する基本的な仕組みです。
まとめ
importとは、他の場所にあるクラスやライブラリなどを、自分のプログラムから利用できるようにするための宣言です。
文字列処理やファイル操作、データベース接続など、さまざまな機能を利用するときに使われます。
IT業務では、ライブラリをインストールしたあとにimportを記述して利用することが一般的です。また、不要なimportを整理したり、import漏れを確認したりする作業もよく行われます。
新人エンジニアのうちからimportの役割を理解しておくことで、ソースコードの読解やプログラム作成をよりスムーズに進められるようになるでしょう。
