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LANとイントラネットの違いとは?初心者でもわかる社内ネットワークの仕組みをIT業務目線で解説

LANとイントラネットの違いとは?初心者でもわかる社内ネットワークの仕組みをIT業務目線で解説

結論から言うと、LAN(Local Area Network)は「社内など限られた範囲のネットワーク」、イントラネットは「そのLANなどを利用して構築された社内専用のシステムやネットワーク環境」です。

IT業務では、この2つを同じ意味で使ってしまう人もいますが、実際には役割が異なります。LANは「通信するためのネットワーク」、イントラネットは「そのネットワーク上で利用する社内専用の環境」と考えると理解しやすくなります。

LANとイントラネットの違い

項目 LAN イントラネット
正式名称 Local Area Network Intranet
役割 機器同士を接続するネットワーク 社内専用の情報共有・業務環境
対象 PC、プリンター、サーバーなど 社内ポータル、ファイル共有、業務システムなど
利用範囲 オフィス・学校・家庭など 企業や組織の内部のみ
インターネット接続 不要 不要(社内限定)

LANとは

LANはLocal Area Network(ローカルエリアネットワーク)の略で、限られた範囲の機器同士を接続するネットワークです。

例えば次のような環境はすべてLANです。

LANがあることで、PC同士やサーバー、プリンターなどが通信できるようになります。

イントラネットとは

イントラネットとは、インターネットで使われる技術を利用して構築された社内専用のネットワーク環境やサービスです。

LANの上で、社員だけが利用できる仕組みを提供しているイメージです。

代表的なものには次のようなサービスがあります。

これらは社外からアクセスできないよう制限されていることが一般的です。

イメージで覚えると理解しやすい

例え IT用語
道路 LAN
会社の建物や施設 イントラネット

道路(LAN)がなければ建物へ行けません。

同じように、LANという通信経路があることで、その上に構築されたイントラネットを利用できます。

IT業務でよくある利用例

共有フォルダへアクセスする

社員のPCはLANでファイルサーバーへ接続し、イントラネット上の共有フォルダを利用します。

社内ポータルを見る

ブラウザから社内ポータルへアクセスする場合も、LANを経由してイントラネットへ接続しています。

業務システムを利用する

販売管理や人事システムなども、イントラネット上で提供されることが多くあります。

IT現場でよくあるトラブル

イントラネットに接続できない

考えられる原因は次のとおりです。

インターネットは見られるが社内サイトだけ開けない

この場合はLANそのものではなく、イントラネット側のサーバーやDNS、認証システムに問題がある可能性があります。

原因の切り分け

確認内容 考えられる原因
インターネットも社内サイトも使えない LAN障害
社内サイトだけ使えない イントラネット側の障害
一人だけ利用できない PC設定やLAN接続の問題
全社員が利用できない サーバーまたはネットワーク障害

確認する順番

  1. LANケーブルやWi-Fiの接続を確認する
  2. IPアドレスが取得できているか確認する
  3. インターネットへ接続できるか確認する
  4. 社内サイトだけ利用できないか確認する
  5. 他の社員も同じ症状か確認する
  6. サーバーの稼働状況を確認する
  7. DNSやActive Directoryの障害がないか確認する

コマンドプロンプトで確認する方法

IPアドレスを確認します。

ipconfig

通信確認を行います。

ping サーバー名

名前解決を確認します。

nslookup サーバー名

通信経路を確認します。

tracert サーバー名

PowerShellで確認する方法

ネットワーク設定を確認します。

Get-NetIPConfiguration

名前解決を確認します。

Resolve-DnsName サーバー名

GUIで確認する方法

  1. 設定を開く
  2. ネットワークとインターネット
  3. 接続状態を確認する
  4. IPアドレスやDNSサーバーを確認する

イベントビューアーで確認する

ネットワーク関連のエラーはイベントビューアーでも確認できます。

ネットワークアダプターやDNS関連のエラーが記録されていないか確認しましょう。

初心者が混乱しやすいポイント

LANは通信するためのネットワーク全体を指し、イントラネットはそのネットワーク上で提供される社内専用のサービスや環境を指します。

現場で評価される確認手順

  1. 物理的な接続を確認する
  2. IPアドレスを確認する
  3. インターネット接続を確認する
  4. 社内システムだけ利用できないか確認する
  5. DNSやサーバー障害を切り分ける
  6. 他ユーザーへの影響範囲を確認する

この順番で確認すると、LAN側の問題かイントラネット側の問題かを効率よく切り分けられます。

上司へ報告するポイント

エスカレーションするタイミング

ネットワーク機器やサーバーの設定変更は影響範囲が大きいため、自分で変更せず管理者へエスカレーションしましょう。

関連するIT用語

よくある質問(FAQ)

LANとWi-Fiは同じですか?

違います。LANはネットワーク全体を指す言葉で、Wi-FiはLANへ無線で接続するための技術です。

イントラネットはインターネットがないと使えませんか?

必ずしも必要ではありません。イントラネットは社内ネットワークだけで運用できるため、インターネットに接続していなくても利用できます。

LANが正常ならイントラネットも必ず利用できますか?

いいえ。LANが正常でも、イントラネットのサーバー停止やDNS障害、認証エラーなどが原因で利用できないことがあります。

まとめ

LANは機器同士を接続するためのネットワーク、イントラネットはそのネットワーク上で提供される社内専用のシステムやサービスです。

IT現場では、「LANに問題があるのか」「イントラネット側のサーバーや認証に問題があるのか」を切り分けることが重要です。まずは物理接続、IPアドレス、インターネット接続、社内システムの利用状況を順番に確認する習慣を身に付けることで、トラブル対応の精度が向上します。

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