【初心者向け】メソッドを呼び出すとは?何をしている?関数との違いもIT業務初心者向けにやさしく解説
IT業界で働き始めると、「このメソッドを呼び出してください」「ログインメソッドを実行します」「別のメソッドを呼び出しています」といった言葉を耳にすることがあります。
「メソッドを呼び出すって何?」「実行することと同じ?」「関数とは違うの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
メソッドを呼び出すとは、あらかじめ用意されている処理を実行することです。オブジェクト指向プログラミングでは非常によく使われる考え方であり、JavaやC#などのプログラミング言語では毎日のように登場します。
この記事では、IT業務を始めたばかりの方に向けて、「メソッドを呼び出す」とは何をしているのか、関数との違いも含めて分かりやすく解説します。
メソッドを呼び出すとは?
メソッドを呼び出すとは、あらかじめ用意されている処理を実行するようプログラムへ指示することです。
メソッドそのものは「処理のまとまり」であり、呼び出すことで初めてその処理が実行されます。
簡単にいうと
テレビのリモコンで「電源ボタン」を押すことをイメージしてください。
テレビには電源を入れる機能が最初から用意されています。
ボタンを押すことで、その機能が実行されます。
プログラムでも同じように、メソッドを呼び出すことで、あらかじめ用意された処理が実行されます。
メソッドはどんな処理をする?
メソッドでは、さまざまな処理が行われます。
- ログインする
- データを保存する
- 検索する
- メールを送信する
- 画面を表示する
- 計算を行う
- ファイルを読み込む
プログラムは、このような小さな処理を組み合わせて作られています。
なぜメソッドを呼び出すの?
同じ処理を何度も使える
一度作成したメソッドは、必要なときに何度でも呼び出せます。
コードが読みやすくなる
処理をメソッドごとに分けることで、プログラム全体が分かりやすくなります。
修正しやすくなる
修正が必要になった場合も、メソッドだけを変更すれば済むことが多くなります。
実務ではどのように使う?
例えば、ECサイトで「購入する」ボタンを押すと、購入処理を行うメソッドが呼び出されます。
そのメソッドの中では、在庫確認、注文登録、メール送信など、さまざまな処理が順番に実行されます。
実務では、「このメソッドが呼び出されるタイミングを確認してください」といった指示を受けることもあります。
メソッドを呼び出す流れ
- プログラムがメソッドを呼び出す
- 必要なら引数(データ)を渡す
- メソッドの処理が実行される
- 必要なら戻り値を返す
- 呼び出し元の処理へ戻る
この流れを理解すると、プログラム全体の動きを追いやすくなります。
新人エンジニアが覚えておきたいポイント
- メソッドは処理のまとまり
- 呼び出すことで処理が実行される
- 引数を渡すことがある
- 戻り値を受け取ることがある
- コードを読むときによく登場する
実務では、「このメソッドはどこから呼び出されていますか?」と質問されることもよくあります。
メソッドを呼び出すこととメソッドを作ることの違い
| 項目 | メソッドを呼び出す | メソッドを作る |
|---|---|---|
| 目的 | 既存の処理を実行する | 新しい処理を作成する |
| 実務 | 非常に多い | 必要に応じて行う |
| 役割 | 使う側 | 作る側 |
実際の開発現場では、新しいメソッドを作るよりも、既存のメソッドを呼び出して利用する場面のほうが多いこともあります。
メソッドと関数の違い
| 項目 | メソッド | 関数 |
|---|---|---|
| 所属 | クラスに属する | 単独で存在することが多い |
| 主な言語 | Java、C#など | C言語、JavaScript、Pythonなど |
| 実務 | ほぼ同じ意味で使われることもある | ほぼ同じ意味で使われることもある |
厳密には違いがありますが、実務では「関数を呼び出す」「メソッドを呼び出す」がほぼ同じ意味で使われることも少なくありません。
よくある質問
メソッドを呼び出すことと実行することは同じですか?
ほぼ同じ意味です。メソッドを呼び出すことで、そのメソッドの処理が実行されます。
メソッドを呼び出すと必ず戻り値がありますか?
いいえ。戻り値を返さないメソッドもあります。処理だけを行って終了するメソッドもよく使われます。
新人でも理解する必要がありますか?
もちろんです。ソースコードを読むときは、「どのメソッドがどこから呼び出されているか」を理解することが非常に重要です。
まとめ
メソッドを呼び出すとは、あらかじめ用意されている処理を実行するようプログラムへ指示することです。
ログインや検索、データ保存など、多くの機能はメソッドを呼び出すことで実現されています。
IT業務では、引数を渡してメソッドを呼び出し、必要に応じて戻り値を受け取りながらプログラムを動かします。また、ソースコードを読む際にも、「どのメソッドがいつ呼び出されるのか」を理解することが重要です。
新人エンジニアのうちからメソッドを呼び出す仕組みを理解しておくことで、プログラム全体の流れを把握しやすくなり、開発や保守の業務にも自信を持って取り組めるようになるでしょう。
