サイトアイコン プログラマー(PG)・システムエンジニア(SE)になるための入門講座

【初心者向け】戻り値とは?返り値との違い・使い方・IT業務での意味をやさしく解説

【初心者向け】戻り値とは?返り値との違い・使い方・IT業務での意味をやさしく解説

IT業界で働き始めると、「戻り値を確認してください」「この関数の戻り値は何ですか?」「戻り値によって処理を分けています」といった言葉を耳にすることがあります。

「戻り値って何?」「返り値と違うの?」「出力値とは同じ意味?」と疑問に思う方も多いでしょう。

戻り値は、プログラムの関数やメソッドが処理を終えたあとに呼び出し元へ返す値です。プログラムの動きを理解するための基本的な考え方であり、開発現場では毎日のように使われる用語です。

この記事では、IT業務を始めたばかりの方に向けて、戻り値の意味や役割、出力値との違い、実務で知っておきたいポイントまで分かりやすく解説します。


戻り値とは?

戻り値とは、関数やメソッドが処理を終えたあとに、呼び出し元へ返す値のことです。

例えば、「計算してください」という命令を関数へ渡し、その計算結果を受け取る場合、その計算結果が戻り値になります。


簡単にいうと

レストランで料理を注文すると、店員へ注文内容を伝えます。

しばらくすると料理が運ばれてきます。

この「運ばれてきた料理」が戻り値のイメージです。

つまり、お願いした処理の結果として返ってくるものが戻り値です。


戻り値にはどんなものがある?

戻り値には、さまざまな種類があります。

プログラムによって返される内容は異なります。


戻り値はどんな場面で使う?

戻り値は、さまざまな処理で利用されます。

ほとんどのプログラムでは、戻り値を利用して次の処理を決めています。


実務ではどのように使う?

例えば、ログイン機能では、認証処理の戻り値が「成功」なら次の画面へ進み、「失敗」ならエラーメッセージを表示するといった使い方をします。

また、検索機能では、検索結果そのものが戻り値になることもあります。

実務では、「戻り値が正しいか確認してください」と指示されることも少なくありません。


戻り値を確認する理由

正常に処理できたか判断するため

戻り値を見ることで、処理が成功したか失敗したかを判断できます。

次の処理を決めるため

戻り値によって、処理を続けるか、エラーを表示するかなどを判断します。

不具合を調査するため

想定と異なる戻り値が返ってきた場合は、プログラムの不具合を調査するきっかけになります。


新人エンジニアが覚えておきたいポイント

実務では、「戻り値がfalseになっています」「戻り値をログへ出力してください」と言われることがあります。


戻り値と出力値の違い

項目 戻り値 出力値
意味 関数やメソッドが返す値 システム全体が出力する値や結果
対象 プログラム内部の処理 画面表示・ファイル・APIなど幅広い
true、100、「OK」 画面表示、CSV出力、検索結果

つまり、戻り値は「関数が返す値」、出力値は「システムが出力する結果全体」という違いがあります。


よくある質問

戻り値と返り値は違いますか?

いいえ。ほぼ同じ意味です。「戻り値」は教科書や技術書でよく使われ、「返り値」は会話や現場で使われることがあります。

戻り値がない関数もありますか?

はい。処理だけを行い、値を返さない関数やメソッドもあります。

新人でも戻り値を理解する必要がありますか?

もちろんです。戻り値は、プログラムの流れを理解するための基本であり、デバッグやコードを読む際にも頻繁に登場します。


まとめ

戻り値とは、関数やメソッドが処理を終えたあとに呼び出し元へ返す値のことです。

計算結果や検索結果、真偽値など、さまざまな値が戻り値として返され、それを利用して次の処理を決定します。

IT業務では、戻り値を確認することで処理が成功したかどうかを判断したり、不具合の原因を調査したりします。また、戻り値は出力値とは異なり、主にプログラム内部で利用される値であることも理解しておきましょう。

新人エンジニアのうちから戻り値の考え方を身に付けておくことで、ソースコードを読む力やプログラムを理解する力が大きく向上するでしょう。

モバイルバージョンを終了