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Wi-Fiだけ通信できない原因とは?初心者向けに原因・確認方法・解決手順を徹底解説

Wi-Fiだけ通信できない原因とは?初心者向けに原因・確認方法・解決手順を徹底解説

「有線LANなら通信できるのにWi-Fiだけつながらない」「スマートフォンは使えるのにパソコンだけWi-Fiが利用できない」というトラブルは、社内SEやヘルプデスクが頻繁に対応するネットワーク障害の一つです。

このような場合は、Wi-Fiアダプター・アクセスポイント・認証・IPアドレス取得・電波状況などを順番に確認することで、原因を効率よく切り分けられます。本記事では、IT業務に従事する初心者向けに、実際の現場で使われる確認手順を分かりやすく解説します。

Wi-Fiだけ通信できないとは?

Wi-Fiだけ通信できないとは、有線LANでは正常にネットワークへ接続できるにもかかわらず、無線LAN接続だけが利用できない状態です。

主な症状は次のとおりです。

まず確認する順番

  1. 他の端末でも同じ症状か確認する
  2. Wi-Fiが有効になっているか確認する
  3. 機内モードがオフになっているか確認する
  4. SSIDへ正しく接続しているか確認する
  5. IPアドレスを取得できているか確認する
  6. アクセスポイントの状態を確認する
  7. 社内ネットワーク障害が発生していないか確認する

この順番で確認すると、原因を効率よく特定できます。

Wi-Fiだけ通信できない主な原因

原因 症状 確認ポイント
Wi-Fiが無効 SSIDが表示されない Wi-Fi設定
機内モード 無線通信不可 通知領域
電波が弱い 接続が切れる 電波強度
IPアドレス取得失敗 通信不可 ipconfig
認証エラー 接続できない SSID・パスワード
アクセスポイント障害 複数人が利用不可 他ユーザー確認
Wi-Fiアダプター異常 無線だけ利用不可 デバイスマネージャー

原因の切り分け方法

① 他の端末でも発生するか確認する

スマートフォンや別のパソコンでも同じSSIDへ接続できない場合は、アクセスポイントやネットワーク機器側の障害が考えられます。

自分のパソコンだけで発生する場合は、端末側に原因がある可能性が高くなります。

② Wi-Fiが有効か確認する

Windowsのタスクバーにあるネットワークアイコンをクリックし、Wi-Fiがオンになっていることを確認します。

ノートパソコンでは、Wi-Fiのオン・オフを切り替える専用キーが搭載されている機種もあります。

③ 機内モードを確認する

機内モードがオンになっているとWi-Fi通信は利用できません。

Windows + A を押してクイック設定を開き、機内モードがオフになっていることを確認しましょう。

④ IPアドレスを確認する

コマンドプロンプトを起動します。

Windows + Rcmd

次のコマンドを実行します。

ipconfig

確認するポイントは次のとおりです。

169.254.xxx.xxxが表示される場合は、DHCPサーバーからIPアドレスを取得できていません。

⑤ Pingで通信確認を行う

コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。

ping 8.8.8.8

応答があればネットワーク通信は可能です。

続いて次のコマンドを実行します。

ping google.com

IPアドレスでは通信できるが、ドメイン名で通信できない場合はDNS障害が考えられます。

⑥ デバイスマネージャーを確認する

Windows + X を押し、「デバイスマネージャー」を開きます。

ネットワークアダプターに黄色い「!」マークが付いていないか確認します。

表示されている場合は、ドライバーの異常や無効化が原因の可能性があります。

GUIで確認する方法

  1. 設定を開く
  2. ネットワークとインターネット
  3. Wi-Fi
  4. 接続中のSSIDを確認する
  5. IPアドレスや接続状態を確認する

PowerShellで確認できる内容

Wi-Fiアダプターの状態を確認します。

Get-NetAdapter

IPアドレスを確認します。

Get-NetIPAddress

通信確認を行います。

Test-NetConnection google.com

イベントビューアーで確認する方法

Windows + X を押し、「イベントビューアー」を開きます。

次のログを確認します。

無線LANアダプターやネットワーク関連のエラーが記録されていないか確認しましょう。

影響範囲を確認する

影響範囲を把握することで、端末側の問題かネットワーク側の問題かを切り分けやすくなります。

ユーザー側・ネットワーク側の切り分け

確認対象 主な内容
ユーザー側 Wi-Fi設定・機内モード・ドライバー
Windows側 ネットワーク設定・無線LANサービス
DHCP側 IPアドレス配布
DNS側 名前解決
アクセスポイント 故障・電源・負荷
ネットワーク側 ルーター・スイッチ・認証サーバー

現場で実際によくある事例

社内で「Wi-Fiだけ使えない」と連絡を受けたことがありました。確認すると、パソコンは以前使用していたSSIDへ自動接続しており、現在利用すべき社内SSIDではありませんでした。

正しいSSIDへ接続し直すだけで問題は解決しました。このように、複数のWi-Fiが利用できる環境では、接続先の確認だけで解決するケースも少なくありません。

初心者がやりがちなミス

上司へ報告するポイント

エスカレーションするタイミング

関連するIT用語

よくある質問(FAQ)

Q. Wi-Fiは接続済みなのにインターネットが利用できません。

IPアドレスが取得できていない、DNSの設定異常、アクセスポイント障害などが考えられます。まずは「ipconfig」でIPアドレスを確認しましょう。

Q. スマートフォンはWi-Fiにつながるのにパソコンだけ通信できません。

パソコン側のWi-Fiアダプターやドライバー、保存済みSSIDの設定、IPアドレス取得に問題がある可能性があります。

Q. Wi-Fiが一覧に表示されません。

Wi-Fi機能が無効、機内モードがオン、無線LANアダプターの故障やドライバー異常が考えられます。デバイスマネージャーで状態を確認してください。

まとめ

Wi-Fiだけ通信できない場合は、「他の端末でも発生するか」「Wi-Fi設定」「機内モード」「SSID」「IPアドレス」「アクセスポイント」の順番で確認することが重要です。

IT現場では、原因を決めつけずに一つずつ切り分けることが、迅速な障害対応につながります。初心者のうちは確認手順を覚え、落ち着いて対応する習慣を身に付けましょう。

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