目次
プロジェクトの流れ
要件定義
メンバーは客先の発注担当者と製造側の要件定義が出来るメンバーです。
顧客の要望を聞き取り、設計に落とし込むことが仕事です。
ここで聞き出した内容に漏れや誤解があると、後々に大きな混乱を生みます。最終的にお客さんから「こんなものをつくってほしいなんて言ってない!」となってしまいます。
外部設計(基本設計)
要件定義から、少し詳しく設計をする場面です。
メンバーは製造側の要件定義をした人と開発担当者(リーダー格)です。
要件定義書の内容をシステムで実現した場合にどうあるべきかといった内容を固めます。例えばA画面をつくりその画面ではA機能が出来る、データはデータベースのこのテーブルで保存する、といった全体の内容です。
内部設計(詳細設計)
外部設計の内容を実際にプログラミングする場合にどのようにコードを書いていくか、といった場面です。
メンバーは開発担当者(リーダー格)の下で開発するメンバーです。
製造(開発)
内部設計に基づき実際にコードを書いていく場面です。メンバーは内部設計と同じか製造用にメンバーを増やします。
コードを書いて実際に動作するかを確認していきます。
コードレビュー
製造で書いたプログラムに不備がないかを確認する場面です。変なコードの書き方をして予期せぬ動きをしてしまわないか、コーディング規約に違反した書き方をしていないかを確認します。
レビュー者は開発のリーダー格やベテランメンバーです。
単体試験(ユニットテスト)
書いたコードが正常に動作してくれるかを確認します。メンバーはコードを書いた人です。
内部設計書に書かれている内容を実現できているかを観点に実施します。
結合試験(結合テスト)
単体試験を通過した機能を組み合わせてテストをすることです。例えば登録画面・一覧表示画面があったとしたら登録画面で登録したデータが一覧表示画面に正確に表示されるかどうかの確認です。
外部設計書に書かれている内容を実現できているかを観点に実施します。
総合テスト(システムテスト)
全体のテストです。全画面、全機能、DBや周辺の機能も含めたテストになります。
要件定義書に書かれている内容を実現できているかを観点に実施します。
受入テスト
顧客がテストを実施する場面です。メンバーは顧客のシステム担当者になります。
ここで担当者からOKが出れば無事にプロジェクトは大団円を迎える事になります。