客先常駐が仕事のメインとなると、一つの客先で仕事が終わったら次の客先に移る必要があります。その際、「面談」が実施されて自分という人間が吟味されます。
面談に落ちる理由
面談に落ちる理由は以下が挙げられます。少なくとも私はそうでした…。
- ハキハキしていない
- 質問に答えられない
- 経歴相応の技術力ではない
- 客先のことを何一つわかってない
- 資格等の強みがない
自分の経歴を把握しておらず、何をやってきたのか、何ができるのか、どんな技術を持っているのか、ということを何も考えずに面談望んでしまったのです。
何も把握できていないのですから、質問にも答えられません。ハキハキせずモゴモゴした喋りになってしまいます。経歴はありますが、それを伝えることができずに「大丈夫かこの人」と思われてしまうのです。
面談に受かる人とは
では面談で受かるためにはどうすればいいでしょうか。答えは簡単です。落ちる理由の逆をいけばいいのです。ただまずは自信を持って「頑張ります」と力強く言える人が絶対条件かと思います。
できないことは悪いことではないということをまずは認識しましょう。できないからこそ貴社のプロジェクトにアサインしたら全力で勉強しますという意気込みが大事です。できないけどそれを言ってしまってはマイナスになるかもとモゴモゴしてしまってはむしろそれ自体がマイナスになります。
ただある程度、大体30代後半あたりの年齢まで行くと経験値はとても必要になることも事実ですのでその年代に差し掛かる前にそれなりに知識と経験を積んでおくのが無難です。
でも一番必要なのは自分を把握していることです。そして質問に対して的確に回答できることです。できるできないがはっきり答えられると、それ自体が信頼につながります。
先ほども書きましたが、できないものを把握し何をすればいいかアクションを起こせる人がいいのです。
自らを把握するために必要なこと
業界の最新動向を常にチェック
企業の栄枯盛衰や新製品リリースは日々情報収集しておきましょう。IT業界はすぐにいろんなことが変わります。置いてかれないようにしないとすぐ浦島太郎状態になってしまいます。
言語や開発ツールの変化をチェック
バージョンアップにより何が変わったかを知っておきましょう。そうでないとできたはずのことができなくなってしまっているかもしれません。それを知らずに「できます」と言ってしまってはただの嘘つきになってしまいます。
技術のトレンドをチェック
新言語・新ガジェット・新開発ツールの出現、時代遅れとなってしまい使えなくなった技術の把握をしましょう。
その状況の中での自分の立ち位置を知る
業界や技術のことを知っているだけではただの「知ってる人」でしかないですので、その中で自分はどの辺にいるのだろうということも把握する必要があります。でないと面談でスラスラと答えることができません。
- 自分は何を知っていて何を知らないか
- 何ができて何ができないか
- 今後何をしていきたいか
- 何を極めていきたいのか
上記を軸に自己分析していきましょう。
さいごに
自己分析をし、自分の強みを知れば自信が持てます。自分のことをしっかり把握しておけば、どんな質問にもモゴモゴせずに答えられるはずです。
過去の私のみたいに事故らないようにお気を付けください。
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