【初心者向け】データ取得とは?データ検索との違い・IT業務での意味をやさしく解説
IT業界で働き始めると、「データを取得してください」「APIからデータを取得します」「取得したデータを表示します」といった言葉を耳にすることがあります。
「データ取得って何?」「データ検索とは違うの?」「データベースでは何が起きているの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
データ取得は、システム開発や運用業務で毎日のように行われる基本的な処理です。データベースだけでなく、APIやファイルなど、さまざまな場所からデータを取り出すときにも使われます。
この記事では、IT業務を始めたばかりの方に向けて、データ取得の意味や流れ、データ検索との違い、実務での使われ方まで分かりやすく解説します。
データ取得とは?
データ取得とは、必要なデータを取り出して利用できる状態にすることです。
取得元はデータベースだけではありません。APIやファイル、クラウドサービスなどからデータを取り出すことも「データ取得」と呼びます。
簡単にいうと
本棚から読みたい本を取り出すことをイメージしてください。
本棚にはたくさんの本がありますが、その中から必要な本を取り出して読むことができます。
データ取得も同じように、保存されているデータの中から必要なものを取り出して利用する処理です。
データ取得はどんな場面で行う?
データ取得は、さまざまなシステムで行われています。
- データベースから社員情報を取得する
- APIから天気情報を取得する
- CSVファイルを読み込む
- クラウドストレージからデータを取得する
- ログファイルを読み込む
- 売上データを取得する
システムが画面に情報を表示するとき、多くの場合は事前にデータ取得が行われています。
データ取得の流れ
一般的なデータ取得は、次のような流れで行われます。
- 取得したいデータを指定する
- データベースやAPIへ要求を送る
- 必要なデータを取得する
- 取得結果を確認する
- 画面やプログラムで利用する
取得したデータは、画面表示や計算、登録処理など、さまざまな用途で利用されます。
実務ではどのように使う?
例えば、社員番号を指定すると、その社員の情報をデータベースから取得して画面へ表示します。
また、Webサービスでは、外部APIから取得したデータを利用して画面を表示することもあります。
実務では、「データが取得できません」「取得結果を確認してください」といった会話がよくあります。
データ取得するときの注意点
取得元を確認する
データベースなのか、APIなのか、ファイルなのかを確認しましょう。
取得件数を確認する
想定どおりの件数が取得できているかを確認することが重要です。
取得できなかった場合を考慮する
データが存在しない場合や通信エラーが発生した場合の処理も必要です。
必要なデータだけ取得する
不要なデータまで取得すると、処理速度が低下することがあります。
新人エンジニアが覚えておきたいポイント
- データ取得は必要なデータを取り出す処理
- 取得元はデータベースだけではない
- 取得件数を確認する
- 取得できなかった場合の処理も重要
- 取得したデータは画面表示や計算などに利用される
実務では、「データ取得に失敗しました」「取得結果が空です」といったメッセージを見ることもあります。
データ取得とデータ検索の違い
| 項目 | データ取得 | データ検索 |
|---|---|---|
| 意味 | 必要なデータを取り出すこと | 条件に合うデータを探すこと |
| 対象 | データベース・API・ファイルなど | 主にデータベース |
| 実務 | 広い意味で使われる | 検索処理を指すことが多い |
つまり、データ検索はデータ取得の方法の一つと考えると分かりやすいでしょう。
例えば、社員番号で社員情報を検索し、その結果を取得するという流れになります。
データ取得とデータ登録の違い
| 項目 | データ取得 | データ登録 |
|---|---|---|
| 目的 | データを取り出す | 新しいデータを保存する |
| データ | 読み取るだけ | 新しく追加する |
取得はデータを見るための処理、登録はデータを保存するための処理です。
よくある質問
データ取得と検索は同じですか?
似ていますが同じではありません。検索は条件に合うデータを探す処理であり、取得はデータを利用できる状態にする処理です。
データ取得でデータは変更されますか?
いいえ。通常のデータ取得では、データベースやファイルの内容は変更されません。
新人でもデータ取得処理を担当しますか?
もちろんです。画面表示やAPI連携など、多くのシステムでデータ取得は基本となる処理です。
まとめ
データ取得とは、必要なデータをデータベースやAPI、ファイルなどから取り出して利用できる状態にする処理のことです。
画面表示や帳票出力、外部サービスとの連携など、多くのシステムで利用されています。
IT業務では、取得件数や取得結果を確認し、データが取得できなかった場合の処理も考慮することが重要です。また、データ検索はデータ取得の一つの方法であることも理解しておくと、システムの仕組みをより深く理解できるようになります。
新人エンジニアのうちからデータ取得の考え方を身に付けておくことで、データベースやAPIを利用したシステム開発をスムーズに進められるようになるでしょう。

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